mkアンテナブログ
褒める?叱る?
2020-07-29
ブログ御覧下さりありがとうございます。
かなり前から、【褒めて育てる】教育が広まり定着してきているように思います。
褒められることでドーパミン系の伝達物質が働き、その結果、脳にいい変化を促すとか、
日本人じゃ自己肯定感が低いから褒めて育てることが大切とか、色々な理由があるようですが、
褒め方による【副作用】が出てきているように思います。
まず一つ目:【褒められることが当たり前】だからちょっとやそっとの【褒め】じゃ効かなくなっている。
二つ目:叱られる・怒られる・説教される体験が少ないからストレス耐性が低下している。
昔と比べて子供を注意するのにかなり気を遣うようになっているのは事実です。
ちょっとでも注意すると顔が強張り無表情になったまま、反応しない子が多々見られます。
褒められること以外受け入れない感じです。
嫌な表情を出してくれればまだマシですが、何を言っても無表情で黙って見つめ返すままは
心の中が見えず、この子大丈夫かな?とちょっと不安になります。
でも、いつもいつも褒められることばかりではないので(笑)
【そうじゃない】【できていない】【もっと○○して】
こんな言葉でもこの世の終わりの様な顔を見せる子もいます。
【褒められること】【叱られること】両方の体験:バランスが必要だと思います。
傷つかないように真綿にくるんだような育て方をしていると、
余計傷つきやすい、ちょっとしたストレスに耐えられない人間になってしまうような
そんな気がしてなりません。