mkアンテナブログ
鉄棒【前まわりおり】ができないのは・・・?
2021-05-29
ブログ御覧下さりありがとうございます。
運動神経の良い子供にするには幼少期にたくさんの運動を
させることが好ましいということはきっと皆さんご存知でしょう。
本来外遊び等で養われるはずの感覚や能力が、圧倒的な経験不足の
せいで、身についていない子が多くなってきています。
例えば、鉄棒の【前まわりおり】
鉄棒にお腹をのせて上体を下げさえすれば、
くるんと回って降りられるはず・・・でしたが、
今は、半分に折れ曲がったまま、上にも下にもいけない子が
不思議ではありません。
今の自分の身体の状態を把握してどうしたら元の状態に
戻ることができるか考え実行する能力【体位感覚】の経験が
少ないからだといえます。
マットの前まわりも頭を入れて転がったまま、
寝転がっている子も多くなりました。
すぐに起きられるかどうかは腹筋力も関係するので、
ここではすぐに起きられるかどうかは問題にしていません。
鉄棒の前まわり、逆上がり、マットの前まわり・後まわり
どちらも、自分の状況を把握して身体を回転させた後、
もとに戻そうとする【回転感覚】が関係してきます。
逆立ちなど、頭が胴体より下の状態から元の状態に戻す
【逆さ感覚】なども大事な【体位感覚】の一つです。
体操は他にも様々な【体位感覚】を経験できるので
幼少期に体操は大事です
体操を習って支持力がついた子供は自然に色々な動作が
できるようになるので遊びがダイナミックに変わります!