mkアンテナブログ
やる気スイッチ探しは私のミッション？
2019-02-20
カテゴリ：子供
ブログ御覧下さり、ありがとうございます。
こじか体操クラブで
1年生の男の子ばかりの班を受け持っている曜日がある。
黙って観察していると、まあおもしろい。
毎回毎回、どうでもいいことで真剣にもめている。
怒りっぽい子、絶対許せない子、すぐ言いつけにくる子、
全く関わらない子・・・大体役割が決まっている。
そんな空気なので、なかなか練習に集中できないことが多い。
彼らのやる気スイッチはとてもうまく隠されていて、
なかなか見つけることができない。
ある時、細い腕で力こぶをつくるポーズをして
筋肉アピールをした子がいた。
その日は【筋肉】でスイッチが入った。
全ての種目で、うまくできない時に
『筋肉を使ってごらん』を連発すると
キラキラした顔で気合の入ったガッツポーズ
普段できないことまで出来たりして子供たちも満足気だった。
残念ながら同じスイッチはずっと使えるわけではない。
筋肉ネタが使えたのはその日だけだった。
やる気スイッチ探しの試練が続く・・・
体操は種目ごとに挨拶をするのだが、
高学年になるとやりたがらない号令係を
まだ1年生の彼らは毎回取り合いになる。
もしかして・・・？ 一か八か・・・
高い段になるといつもブレーキがかかってしまい
跳び箱が跳べない子に
『8段跳べたら終わりの号令頼もうかな？』と囁いてみた。
作戦成功！！
そこから、バンバン跳び出した！
今まであの手この手で補助したり、技術指導してきても
外せなかった心のブレーキがたった一言で解除・・・。
作戦成功したはずなのに、なぜか負けたような気がした。
結局跳び箱なんて、気持ち次第ってこと。
ほとんどの子が跳ぶ力はもっているはず。
メンタルブロックさえ外せればこっちのもの。
真面目な指導ばかりでは子供の心は動かせない。
たまにはせこい手を使っても、結果オーライ
でいいかな？
でいいかな？
