mkアンテナブログ
ジレンマ
2019-06-13
ブログ御覧下さりありがとうございます。
体操クラブでのこと
今からやる動きの説明をした後、
素直にやってみようとする子と
必ず《ムリ~》と否定的な言葉を出す子がいる。
《身体の使い方のクセ》が身体の特徴として出ると言われるが
その前に《考え方のクセ》も大きく関係しているように思う。
できるかできないか、やる前から決めつける必要はない。
ムリだと頭が思っているのにカラダの動きがいいはずがないし、
そもそもできるかどうかなんて本当はどうでもいい。
身体をいろんな風に動かすことに意味があるのであって
本当は身体が自由に動くことを楽しんでほしい。
でも、できるようになるという目標をもたせて頑張らせる方が
楽だ。
保護者からも出来るようになることを望まれている(…と思う)から
ついつい、出来ることを目標にさせてしまう。
その繰り返しで、出来ない経験の多い子はやる前に
《ムリ~》と言って守りに入ってしまっているのかもしれない。
できたらほめられる⇒ほめられたらうれしい⇒だから、できたらうれしい
子供のうちは純粋に動くことが楽しいと感じてほしい。
・・・というのはきれいごとなのかな?
身体を動かすことは生きていく為に必要な事。
出来る出来ないのジャッジばかりだと、苦手な子はますます
動かなくなってしまう。
時々ジレンマに陥る・・・。